去る1月24日、25日は10年に一度の大寒波が関西も襲来しました。
JR京都線や神戸線では電車から降りられない乗客の方が沢山おられ、大変な思いをされたようです。
原因はレールの行き先を変更させるポイントを凍らせないための「融雪機の設置」を計画していたようですが、ここまで多くの雪が積もるとは想像していなかったようで、設置に至っていなかったという事でした。
また夜間のため線路を歩くことの危険から駅まで歩くという選択肢も躊躇したためで、大勢の人が危険にさらされたようです。
いずれにしても10年に一度の大寒波という情報があったにもかかわらず、準備が出来ていなかったことが原因かと思います。
他の私鉄各社は事前に準備することで降雪による遅延は無かったかと思います。
私たちの仕事においても事前の情報集めは非常に重要になります。
お客様から相談があった時に一つだけの回答、提案ではなく、色々な情報を付加し情報に奥行を持ってもらうことで安心と信用を得られるのではないかと思います。そのためには知識の習得と経験による状況判断が大切になると信じています。
また、商品だけではなく生産管理や貿易に関しても、まだまだ奥が深く、もっと勉強が必要と痛感した次第です。T.M