先日、ニュースで「アメリカ海洋大気庁の発表によると、去年の地球の表面上の二酸化炭素濃度は、過去360万年で最も高かった」と報道されていました。

20210415
去年は新型コロナウイルスの対策で経済活動が控えられ、二酸化炭素の排出量は前の年に比べて、減っているにもかかわらず、大気中の濃度は上昇したということでした。
とくにここ数年の温暖化は顕著で、四季の移り変わりの変化や夏の最高気温の上昇からも、切実な問題だと認識できます。

菅内閣では2050年度までに温暖化ガス排出を実質0にする目標を掲げました。
各業界ではそれぞれ二酸化炭素の排出量を減らす取り組みが始まっています。

繊維関係ではリサイクル繊維や自然由来の繊維に注目が集まっており、展示会に行くとそういった関連の繊維の展示には人だかりができていて、数年前から関心が高まっていました。

このような繊維はコストがかかるのですが、温暖化を食い止めることは、自然災害による甚大な被害を食い止めることにもなります。次の世代のためにも企業としてできる取り組みを考えないといけないと思います。T.I