関東は梅雨入りしたものの、関西は空梅雨のようで、雨が少なく日差しのある日が多く感じます。

先日、子供の試合の観戦で長時間、外で観戦するために日焼け止めクリームを塗りましたが、何気なく使う日焼け止めクリームにも色々な種類があります。
それに弊社では3月からアームカバー、手袋、ネックカバー、ボレロといったUV関連の商品を取り扱っています。

日焼け止めクリームにはSPF50、PA++++と書かれていて、弊社が生産している商品のタグにはUPF50+と書かれています。
この数字が低いのもあれば、高いのもあります。今回は数字の差について簡単に説明します。

■SPF15と50の違い  
肌に何も塗らずに紫外線UV-Bに10分あたると赤く日焼けする人がSPF15の場合は15倍の時間、SPF50の場合は50倍の時間日焼けしません、の差です。 ただし暑い中では汗をかくので、いくら数値が高いのを使っていても汗をたくさんかけば効果が無いかと思います。
私の場合、朝に塗っただけなので日中の汗で効果が落ち、夕方に自宅へ帰る頃にはしっかりと日焼けをしていました…。

■UPF15と50+の違い
こちらもSPFとよく似ていてUPF15の場合は15倍の効き目が、UPF50+の場合は50倍以上の効果があると表しています。
UPF50+は紫外線遮蔽率に換算すると98%以上の紫外線をカットしてくれます。UPF15でも85%以上の紫外線をカットするので、両者ともUVカット機能があります。

■PA++++      
+が多ければ多いほどUV-Aを防止出来るかを示した表記です。日常的には++の2個でも充分です。

SPFとPAは日焼け止めクリームなどの化粧品関係で、海水浴やスポーツ観戦などでは数字が高く+が多いもの、日常生活では普通のものでも充分です。
数字が高ければ高いほど、肌への負担も増えますので、注意して使うことが必要です。
UPFは衣料品関係のUV対策品で、室内で着用の場合は数値の低いものでも大丈夫です。

これだけ防御していても完全に防ぐのは難しいのが紫外線です
曇っていても、日陰にいても、高原でも、また家の中や水中でも紫外線は降り注いでいます。
完璧に押さえ込むことは出来ないので、効果のある防御方法をそれぞれのシーンに合わせて
使用していくことが大切かと思います。

弊社も知恵を絞ってそれぞれのシーン(室内や屋外など)に合わせた物作りや冷感素材との組み合わせなどを提案したいと思います。 T.M

株式会社ワンピース 商品ロスの削減