野球ソックスについて

最近、お客様からの要望で野球ソックスを作る機会がありました。
野球のスタイルでは、アンダ―ソックスを履いてその上にストッキングをは履きます。
自分の子供が学校の部活で野球部だったことも合って、野球のアンダ―ソックスとストッキングには興味がありました。

何故アンダ―ソックスとストッキングを２枚履く必要があるのか？
アンダ―ソックスとストッキングの役割は何か？

調べてみると、ストッキングについては、スライディングなどの激しいプレーから足を保護する目的で、形が変わった形をしていますが、靴下を２枚履くと厚みで靴のサイズが変わってしまうので、そうならないように、特殊な形のストッキングになったようです。
昔はユニフォームの染色やデザインに費用が掛けられないため、靴下の色をチームの色にしていた為に色付きのストッキングになっていったそうです。

ストッキングの役目は足の保護なので、アンダ―ソックスには吸水速乾や激しい運動にも耐えられる丈夫さ、フィット感がもとめられます。高校野球の基定では、アンダ―ソックスの色は白に定められています。そして、外部から見える部分には、マークや校名などは入れてはいけないそうです。
お店の売り場を見ると、消耗が激しいためだと思いますが、３足セットの商品ばかりで余り履き心地にまではこだわっていない商品が多いように思います。

野球ソックスの経緯や役割を知ることで、商品作りのポイントが見えてきます。
価値のあるより良い商品を作りたいと思います。 C.U