再生繊維の品質が向上しています。
従来の再生繊維は、番手ムラがあって風合いが固いものが大半でした。そしてその目的は、従来の商品よりも価格を抑えるために使用されることが主流でした。
しかし最近マイクロファイバーのタイプが出てきて、糸の風合いが飛躍的によくなりました。
その要因としては、ゴミの分別回収が進み安定的にペットボトルが供給できるようになっものと思われます。このままいくと、おそらく異形断面の繊維が開発され再生機能繊維が出来る日も近いのではないかと思います。
ヨーロッパの有名メーカーでは、海から回収したプラスチックのみを原料に再生ポリエステル繊維をつくり、その繊維を使用してシューズのアッパーを作っているそうですが、これも価格を抑えるためではなく環境汚染に対し少しでも貢献するためにこの製品を提供されているそうです。
弊社も、新しいタイプの再生繊維について特徴を理解し、環境に優しく高機能の提案をしていきたいと思います。
- 投稿タグ
- Recycled fiber, アイクロファイバー, プラスチック, 再生繊維