20170809
靴下は、筒状の丸編みで1周の目数(針数)が、いろいろあります。
大きく分けて、ハイゲージ、ミドルゲージ、ロウゲージの3種類に分かれます。

ゲージの違いで、それぞれ特徴があり、ハイゲージは、生地が薄く、細かい柄が出来て繊細な表現が出来ます。
ロウゲージは、肉厚な生地やザックリした生地に成りカジュアルな表現に向いていますが、細かい柄表現は不向きです。
ミドルゲージは、その間の生地感で、一番多く使用されています。

目数(針数)に合わせて柄をドット絵で描いて柄データを作ります。

柄はピンキリで簡単なものから難しいもの、いろいろです。
ゲージを決めて決まった目数に柄を書くので、規則的な柄は柄のつなぎ目が合わなくなったりするので、目数に合わせて調整したりします。
難しいグラフだと、1柄で2~3日かかったりします。
絵型段階では書かれていない部分、後ろ面の柄が解からないものや、柄の上下、左右のつながりが考えられていない柄は柄を作るのが大変だったりします。

柄が作れると細かな部分の修正などが可能になりお客様の要望に対応し、よりよい物を作っていきたいと思います。