年が明け、色々な行事やイベントがありますが皆様はどのように過ごされたでしょうか?
私はスポーツ観戦が好きなので、お正月の間は色々なスポーツをテレビで観戦していました。

その中で箱根駅伝は抜きつ抜かれつの攻防や5年連続優勝を目指す青山学院大学にどこの大学が対抗するかなど、テレビに二日間釘付けでした。
テレビを見ていると順位争いにも興味を持ちましたが、同じ色の同じブランドのシューズを履いている人が多く、気になってレース後に調べました。

230人の選手中で95人がナイキ社製シューズを着用し、そのほとんどが厚底のシューズを履いていたことが分かりました。
他のスポーツメーカーのシューズももちろん着用されていましたが、ナイキ社の圧勝だったようです。
勝負の世界ですので1秒でも早く走ることが必要で、今年はナイキ社のシューズが選ばれたようです。
長距離走の経験も知識の無い私でも、足底の薄いほうがスピードが出るという認識でしたが、走り方などにより選ぶシューズもかわるようです。

ミッドフット走行、フォアフット走行、ヒールストライク走行などそれぞれに適した走り方とシューズを選ぶことで記録が伸びており、実際に18年2月に日本記録を更新した設楽選手、10月のシカゴマラソンでさらに日本記録を更新した大迫選手などは、このナイキ製厚底シューズを履いてフォアフット走行により素晴らしい記録を打ち立てていました。

実際にナイキショップに行き、一般モデルですが肌に触れ、店内で着用させてもらいました。
厚底にもかかわらず、びっくりするくらい軽かったのと、足の前部分がせり上がっていて、まるで下り坂を歩いているような感覚になりました。
秘密はシューズの中にカーボンプレートが入っていて、それが反発力を高めるという説明を頂きました。
箱根駅伝に出場するような本格的な長距離競技をされている方々には重要なポイントだと実感しました。

大手のメーカーでも新しいものの開発、記録への挑戦、お客様へ喜んで貰えるための努力など大変勉強になりました。
私も2019年は色々な知識を謙虚に学び、自分のものにして皆様に喜んでもらえるように努力を積み重ねていきたいと思います。 T.M

20190122