毎年のことですが、9月以降は台風が日本列島に襲来し、甚大な被害を残していきます。
今回の台風10号も死者や行方不明者が出ているようで、被害に遭われた方にお見舞いと、今後の復旧をお祈り申し上げます。
さて、この台風シーズンは輸入業務にも影響を与えます。
商品発注時にある程度の納期が決まっており、それにあわせて生産を準備します。
原料を手配、各工場へのキャパの手配、包装方法の確認や、包装資材の準備、第三者検品機関への搬入計画など、色々な準備がありますが、船便スケジュールも大切な一つになります。
弊社は、基本的に大阪/神戸/名古屋への船での輸入が多く、事前にコンテナでの出荷か混載便での出荷のどちらかは分かるので、通関やトラックを手配して頂いている会社に、前もって予定を連絡しています。特にコンテナでの搬入の場合は、コンテナを運ぶ専用車が必要で、過去に専用車の予約が取れない失敗があったので、出来るだけ早くに手配を依頼しています。
なお、船便は基本的に決まった航路を順番に回っているため、一度遅れが発生すると後々に影響が出てしまいます。
1日の遅れなら想定内でも2日~3日以上遅れることもあり、その場合は改めて専用車の手配が必要になります。
事前に手配しているとはいえ、限度があるためこの台風シーズンは毎回緊張しながら気象情報を見ています。
特に納期の余裕の無い商品に関しては、余裕を持ったデリバリーが出来ないので、1日でも遅れることにより納品業務に影響が出るため、日々の情報確認が大切となります。
9月末から10月頭にもコンテナによる納品を予定しているので、台風が発生しないことを祈っています。 T.M
※以前の台風時の画像 国道を通行止め