インド洋の島国、モーリシャスで日本の海運大手がチャーターした貨物船が座礁し燃料の重油が深刻な大気汚染を引き起こしているというニュースがありました。20200828-2

被害の実態は、そこに生息している自然にどのように影響していくか、まだ明らかになっていません。この船は岡山県の長鋪汽船が所有し、商船三井がチャーターした貨物船です。

両社とも記者会見で責任をもって対応するということを言っておられました。
この後の環境汚染はもちろん心配なところですが、今回の事故の作業費用や賠償費用がどれぐらいに上るのか確定するのはこれからでしょう。20200828

当社も商品はほぼ貨物船で輸入しています。
貿易取引において貨物海上保険を付保することは一般的に行われていて、当社も乙仲業者を通して貨物に保険を付保しています。

貨物の危険負担に対して輸出者と輸入者で自らリスクを負う期間や保険でカバーできる事案など、近年の社会情勢や温暖化を考慮して今一度、確認しておかないといけないと思いました。
当然、お客様の希望納期を守ることが最も大事なことですが…。T.I