靴下のサンプルを作る時や本生産前商品の最終チェックしている時に「度目をあらげる」や「度目を詰める」など指示を出す場合があります。
度目と書いて「どもく」と読みます。簡単に言いますと靴下の密度です。

見た目には分かりにくいですが、度目の違いにより履き心地やサイズ感、フィット感に違いが出ることも多々あるので慎重に確認します。
フルコンピューターの靴下編み機 株式会社ワンピース
私が工場で勤務していた頃は古い機械のためドライバーで調整する必要がありました。

現在ではフルコンピューターがほとんどのため、数値を入力することで調整が可能になり、大量に生産しても同じ度目の靴下が作れるようになっています。

しかしながら昔ながらの「商品を着用」して度目を確認する感覚も必要ではないか、と思いコンピューターだけに頼らず、完成することを実践している、きょうこのごろです。T.M